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執筆者の写真Sota Asano

NEO囃子のレビュー紹介6 琴風会会主 石高万紀子氏




琴風会会主尺八 篠笛奏者 石高万紀子氏

津軽笛奏者佐藤ぶん太、さんのCD「NEO囃子」が発売になります。

収録曲の中には実際ライブなどで演奏をご一緒させていただいた曲もありますが、

今回特に「朱龍の泉」についてご紹介したいと思います。

「朱龍の泉」

朱龍は破壊と創造の龍神です。

曲の冒頭から朱龍の持つ内側の力強さ、奥底にある芯を感じさせます。

曲が進むにつれ赤や橙色など熱を感じさせる色のオーラを放ちながら前へ進んで行く様子が曲の題名からも想像しました。

伝統芸能の中に生きる私にとっても、大切にするもの、これから突き進めてゆくもの、新しく発展させてゆくものに置き換えて思うと、先代から体の中に染み込ませて受け継いだ目には見えない「芯」は持ちつつ、前へ突き進んで行く決心を後押ししてくれる曲に感じました。

勇気が出てくる曲、前へ進む自分を応援してくれるような曲です。

他にも「雪灯り」がとても好きです。

メロディもそうですが、かまくらの中の灯のような暖かさを感じるんです。

きっと人の心の温かさと同じ感覚だと思います。

また、実際に吹いてみると甲音がなぜか出しやすいというミラクルがあります^_^

ぶん太、さんの曲はどれも温かさがあって、広い所へ連れて行ってくれるような素敵な曲ばかりです^ – ^

12月2日発売

佐藤ぶん太、「NEO囃子」おススメです!

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